私はサラリーマン時代から台湾で勤務し、台湾生活が5年以上となります。
そこで知ったことは、日本のサブカルチャーは我々日本人の想像以上に海外に浸透しているという事です。
日本以上にコアな客層を掴んでいることを目の当たりにし、その予想を遥かに上回る人気に驚かされました。
しかしながら日本から海外への文化の輸出はまだまだ消極的であり、海外の人たちが、日本のアニメ、漫画、アイドル、ゲームといったサブカルチャーを一方的に発掘している状態だと言えます。
また、いかにLCCが普及したとしても、台湾の人が頻繁に日本に来るというのは、時間的、経済的に決して簡単な事ではありません。

私はかつて秋葉原で勤務した事も有り、当時から日本のサブカルチャーに身近に接して来ました。
この経験から、こうした文化を日本の方から海外、先ずは台湾から提供したいと考えました。
日本の方から能動的にアピールすることによって、多くのサブカル人脈が国境、言語を超えて文化交流を行い、日本と同様に小規模なイベントが定常的に行われるような環境を作り出す事が出来ると考えています。
将来的にはアイドル業界に留まらず、マンガ家や声優といった幅広いサブカルチャーの国境越えを支援し、人材交流も進めていく可能性も広がります。
さらには、コスプレ、オンラインゲーム、フィギュアといったあらゆるサブカルチャーの海外進出に携わり、世界に誇る日本独自のヲタク文化の発信に貢献したいと願っております